催し

微生物機能の戦略的活用による生産基盤拠点

京都大学21世紀COE

 
講演会・セミナー

 

21世紀COEプログラム「微生物機能の戦略的活用による生産基盤拠点」

大学院生を対象とした特別セミナー

平成16年4月23日(金)
農学部総合館 応用生命科学専攻第3セミナー室(E-112)


"Functional analysis of the murine peroxisomal membrane protein
Pxmp2 by genomic inactivation
"
Georg Luers, Associate Professor, PhD., M.D.
Department of Anatomy und Cell Biology, Philipps-University, Marburg, Germany

"Molecular characterization of microbial population and
functional gene diversities in complex contaminant mixture environments
"
Natsuko Hamamura, Postdoctoral Fellow, PhD.
Department of Land Resources and Environmental Sciences, Montana State University, USA

連絡先:加藤暢夫(Tel: 6385)

 

  Luers博士は細胞内オルガネラの一つであるペルオキシソームについて、対象を動物・酵母を用い、一方、浜村博士は環境汚染を除去するための微生物研究を行っておられる。
 当講演会では、制御発酵分野と関連深い2つの領域についての話題提供を両博士から頂き議論する

開催報告
 
Luers博士は細胞内小器官の一つであるペルオキシソームの膜タンパク質に関する機能解析について、Hamamura博士は難分解性物質の微生物分解について講演された。どちらも制御発酵学分野と関連が深い領域の話題であり、特に実験手法や研究への取り組み方は大学院生にとって非常に示唆に富むものであった。講演後には参加者から多くの質問・意見が出され、活発な討論がなされ非常に有意義なセミナーとなった。